債務整理開始通知に従わない業者
債務整理開始通知は消費者金融業者などに対しては非常に強力な効力を持っています。ほとんどの金融業者の場合、債務整理開始通知を受け取るとすぐさま借金の取り立てや催促を停止します。しかし中には連絡の行き違いで、債務整理開始通知を発送後にも取り立てに現れる業者がいます。通常の場合こうしたことは業者内部の連絡の行き違いなどによることが多いため、取り立てが来たら、自分がすでに弁護士などに債務整理を依頼していることをはっきりと告げます。この場合、可能であれば録音機で会話を記録したり、デジカメでやり取りの模様を記録しておくと後々非常に有効な証拠となる場合があります。
また弁護士などから債務整理開始通知を受け取って内容を把握していてもこれを無視して取り立てにくる悪質な闇金融などの業者がいますが、これも同様の対応をし、その後すぐに担当の弁護士に連絡するようにしましょう。録音や画像が残せない場合には、なるべく正確なやり取りのメモを残しておきます。
また個人が債権者となっている場合などは債務整理開始通知は効力がないためかまわず取り立てを続ける者もいます。しかしこの場合も弁護士などを通じて再度説得してもらうようにします。たいていの債権者の場合にはこれで何とか収まるはずです。
また取引履歴の発送についても「無くした」、「記録は残していない」などとして提出を渋る業者などもいます。
こうした悪質な金融業者が含まれる場合には債務整理の期間もかなり長期になるものと考えておかねばなりません。


